私はアスター以外の花も研究したり、作ったりしてみましたが、ヒマワリ祭りの観光客へのお土産として、これ以上に適した花はちょっと見あたりませんでした。
まず、ヒマワリと同時期に咲く花でなければなりません。ヒマワリ自体は種まき時期によっては明野でも6月から11月頃までかなり長い期間咲かせることが出来ますが、明野のヒマワリ祭りは7月下旬から8月いっぱい、ということになっているので、そのころに咲く花でなければなりません。
次に、水揚げが良くなければなりません。花束を水から上げて一日ぐらい持ち歩いて、少ししんなりしても、家に帰って水切りすればたちどころに生き生きする、という性質です。
花持ちも良く、夏でもマメに水を換えてやれば10日ぐらいはシャンとしています。
小輪ならばかさばらず、持ち歩いても傷みにくいし、邪魔になりません。花姿も、花色もかわいらしいのです。
他の花で此の条件をすべて満たしている花には出会いませんでした。ヒマワリの花束も人気がありますが、かさばって、持ち歩くのに、邪魔になりますし、水揚げがうまくいかないことがあります。センニチコウもコンパクトで可愛いし水揚げの心配もいりませんが、花姿が特殊なので、手を出しにくい人も多いようです。
色々考えるとやはり「アスター アズ ナンバーワン」という結論になります。
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